「やさしい革命」とは、経営者のマインドセットを変え、みんなの力で少しずつ喜びながら創造的に職場環境を変えていくためのキーワード。

革命という意味は、カリスマ的なヒーローが牽引して状況を勝手に変化させることではなくて、次代を見つめながら、

一人ひとりの心の奥底で起こる変化に耳を傾けて、自分自身を変えていくことで職場が自然に変化していくことだと考えるものです。

そもそも、革命というのは、今までの延長線上にはない不連続的な思考と行動だと考えれば、一人ひとりが、ちょっとだけキモチを切り替えるだけで出来ることだってあるはずです。

効率総合研究所は、これまでの知見をベースに、強い製造業への転換に向けて踏み出せるような視座を現場に立って、一緒に考えます。

無条件に受け入れてしまっている今の「ふつう」を問い直しながら、「未来のふつう」のアイディアを惜しみなく提示してまいります。

これからも継続するであろう企業は、いずれも社員が生き生きとしていることが条件だと思っています。では、人はどういうときに生き生きとするのでしょうか?

人間のモチベーションが上がる“喜び”には、大きく分けて次の三通りがあると言われています。ひとつは、自分を示す喜びです。これは、主張が認められたときに得られるもの。

二つ目は、一緒につくる喜びです。これは、仲間とともにまだ見ぬ着地点へとジャンプするとき、私たちは一人では得られない達成感を得ることが

できます。そして三つ目は、相手の喜ぶ姿を見たときに得られる喜びです。たとえ自分に明確なメリットがなくても、私たちは喜びを感じることがありますよね。

商売(経営)も元々は、誰かがそれを“喜び”としてお金を払うから成り立つのであって、誰かを喜ばせたいという気持ちが原動力になるのは同じはずです。

それが、人間同士が関わり合う社会の本質なのではないでしょうか。この先の20年、30年で日本の企業が問われているのは、このような「本質に立ち戻る」ことだと私は思います。

経営者であれば何のために事業をするのか、社員であれば何のために働くのかを改めて振り返り、自分を見つめ直してはじめて、旧来から引き継いだ価値観によらずに、

新たな一歩を踏み出すことができると私は思っています。一人ひとりが本当の自分を立ち上げる、そして会社を再び起ち上げる。さぁ、「やさしい革命」ご一緒に